今、四国のキャンプ場でおきている事

あお.

2020年04月12日 13:25




本格的な春を迎え
GW直前の四国の各キャンプ場

本来ならばベストシーズンを迎え
賑わうはずのキャンプ場ですが


ここ1週間ほどで異変が起きています



*記事は4月12日現在の状況を書いています









四国のキャンプ場の特徴

① 運営

一部民間もありますがほぼ

「国」「県」「市町村」が所有し
「会社(全国・地元)」や「NPO」などが「指定管理」を受けて運営


② 利用者

普段は四国の利用者のみでは
各キャンプ場の運営は成り立ちません


人口100万人以上の都市
「大阪」「神戸」「広島」「福岡」とその周辺から利用者がやってきます














~今、四国のキャンプ用で起きている事~






その①








2020年4月7日

政府は新型コロナウィルスの感染拡大を受け
全国7都道府県
「東京都」「神奈川県」「埼玉県」「千葉県」「大阪府」「兵庫県」「福岡県」
「緊急事態宣言」を出しました



















それを受け「snow peak」では

該当する7府県の直営店と
全国の「キャンプフィールド」の一時休業を発表致しました

四国では
「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」
「スノーピークかわの駅おち」
「スノーピーク土佐清水キャンプフィールド」
が該当します

私、GWに「土佐清水」予約していました

snow peakのHPはこちら














その②









発令前から「TV」「新聞」などのメディアで
「キャンプ」は「3密」を避けられる
「安全」なレジャーとして取り上げられていたこともあり

「緊急事態宣言」発令後は

「大阪」「兵庫」「福岡」などの宣言地域や
「都市部」から

各キャンプ場に予約の問い合わせが非常に増えています
















また、キャンプ場周辺では

緊急事態宣言に該当する「地域」の
車のナンバーを見て周辺の住民より

「不安が地元行政、キャンプ場に届けられています」














その ③











以前より「人口」に対して「感染者」数の多かった高知県では

週末を控えた「4月10」より「関連施設」「観光施設」を一斉に休業

高知県のHPはこちら


















また要請、影響により

「市町村」の観光施設
主な「民間の観光施設」も昨日辺りから一斉に「休業」しています














~その結果~








高知県四万十市

「オートキャンプ場とまろっと」

「4月10日」より「臨時休業」

とまろっとのHPはこちら


















高知県大豊町

「ゆとりすとパークおおとよ」

「4月13日」から「臨時休園」

ゆとりすとパークおおとよのHPはこちら


















「四万十オートキャンプ場 ウエル花夢」

「4月11日」よりケビンの休止

ウエル花夢のHPはこちら


















香川県東かがわ市

「大池オートキャンプ場」

「4月11日」より利用の休止を始めました

大池オートキャンプ場のHPはこちら



















香川県まんのう町

国営讃岐まんのう公園「ホッとステイまんのう」

「4月13日」より「利用休止」

ホッとステイまんのうのHPはこちら






















実は「ホッとステイまんのう」
国の施設という事もあり
早い時点からキャンプ場を閉鎖していました

ただし、香川県自体の感染者数が少ないので
4月1日より一度「オープン」をしました

今回の「緊急事態宣言」を受け
再度、「利用休止」の判断に至りました




















徳島県美馬市

「四国三郎の郷オートキャンプ場」

現在はキャンプ場独自で
「検温」「体調等のアンケート」や
「受付カウンターの遮断」などの対策を行って

通常通りの営業を行っています(4月12日現在)

ただし、こちらのキャンプ場も関西圏の利用者が多く

「休止」の検討を始めました
















徳島県海陽町

「まぜの丘オートキャンプ場」

こちらもコロナ対策を行いながら現在営業中(4月12日現在)

ただし、四国三郎の郷と同じく
「休止」の検討を始めました


まぜの丘オートキャンプ場のHPはこちら
















高知県「とまろっと」
香川県「ホッとステイまんのう」
香川県「大池オートキャンプ場」
徳島県「四国三郎の郷オートキャンプ場」
徳島県「まぜの丘オートキャンプ場」

四国でサイト数の多い
いわゆる「大規模オートキャンプ場」は
この週末すべて「休止」もしくは「休止の方向」で動きます

目処はGW明けの4月6日
ただし、状況によっては延期の可能性が大きいです
















これが今、四国のキャンプ場の現実です

普段ならば「大阪」「神戸」の関西圏
また「広島」や「岡山」などの都市圏
こちらからの来場が無ければ運営が出来ません

「普段は都市部からの来場を呼び掛けて、こんな時は来るなと?」

もちろん、そんな意見も理解できます

ただ、初めに四国のキャンプ場の現状を説明しましたが
四国のキャンプ場の多くは「市町村」による公共の施設です

「市町村」が一番に考えるのはキャンプ場の運営ではなく
「住民の安全」です

またキャンプ場の「指定管理者」も多くが
「これ以上の対策は取れない」
「スタッフの安全が守れない」


そして「怖い」が正直な声でした



次記事では

「四国のキャンプ場でこれから起こる事」を私なりに考えてみます



つづく







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