はらぺこあおむしの日記:DOMETIC COMBICOOL ACX35G

2017年06月08日

DOMETIC COMBICOOL ACX35G

DOMETIC

「COMBICOOL」 ACX３５G

フィールドデビューはまだですが

先日試運転を行いましたので
その様子を少しだけ (o￣∀￣)ノ”

「iwatani」が「エレクトロラックス社」と業務提携をして発売した

「Mobil Cool」モービルクール

一度販売が中止されましたが
現在「DOMETIC」社が
ライセンスを買い取り再販されています

前商品が「Mobil Cool RC1602ECG」

新商品が「Combi Cool ACX３５G」

「Mobil Cool」の名前が取れ
「Combi Cool」に変更されたようですビックリ

外観は「黒」と「シルバーアルミニウム」の２色

すっきりとした感じのデザインですニコニコ

外形サイズは幅500×奥443×高440㎜
前シリーズと大きさはほぼ同じです

冷却方式はiwatani時代から変わらず
「アンモニア水溶液」を使った

「アブソープションシステム」

無振動・超静音なので冷却しているのか解らないほど（笑）
ガスが使えるため電源の無い屋外での使用が可能です

mobil cool 以来、多くのキャンパーに支持を受ける理由は

3種類の動力源が使用できる事ニコニコ

「３way」対応です

家庭用電源等の「AC電源（交流）」

車のバッテリー等の「DC電源（直流）」

そして「カセットガス」

電源の無い場所での「冷却」

これはやはり魅力的ですね～ニコニコ

キャンプ場で使用するまでには少し手順があります

「AC電源」での冷却

家庭用コンセントにつないで
ACサーモスタットダイヤルをMAXにします

庫内の温度が安定するまで７～８時間を要します

「７～８時間」
出発日「前日」夜から庫内を冷やす必要があります

庫内の温度が安定するとダイヤルを「４～５」に変更

出発日当日は
車載の後、「DC電源」に切り替えます

「CB缶（カセットボンベ）」の使用です

この冷蔵庫一番のポイントは
やはり無電源での冷却でしょうね～ニコニコ

アウトドアで「温める」は比較的簡単ですが
「冷やす」はなかなか大変なものです

背面パネルにある
「カセットガス収納部」にガス缶をセットし

ノズルガイドに合わせてガス缶を押し上げます

マグネットにガス缶がぴったりと装着できればOKです
これって「iwatani」方式？（笑）

「点火」です

① 「ガス操作ダイヤル」を「強」に合わせあと

② ダイヤルを深く押し込みます
約１０秒ほど押してガスをバーナーに送り込みます

③ ダイヤルを押し込みながら「点火ボタン」を
短い間隔で数回押します

「し～～～ん」 (≧∇≦)ﾉ彡バンバン!

家庭用冷蔵庫の様な駆動音や
「ゴー」と言うようなガス燃焼音は

しません！

「排気塔」から暖かい空気が昇るだけです（笑）

＊バーナーが点火しても「立ち消え安全装置」が働くまでの１０秒ほどは
ガス操作ダイヤルを押し続けます

本当に点火したのか不安な方は

背面パネルに点火確認用の「窓」があります

従来品 (RC1602EGC) に比べてACX35Gは燃焼部の改良が上げられています

① 冷却力の向上

② 着火の安定

③ 風の影響の減少

ただしRC1602EGCのガス消費量が「10.5ｇ/ｈ」だったのに比べ
ACX35Gは「12.3g/h」
冷却能力向上によるものと思われますが
1本のガス缶での冷却時間は
「24時間」から「20時間」へと短くなっています

「庫内」です

容量は３１㍑

従来品 (RC1602EGC) の容量が３３㍑だったので
外形寸法は同じで「断熱」部分を多く取っているようです

３１㍑だとスチベル（５１㍑）の様なハードクーラーに比べ
容量が小さく思われがちですが
氷などの保冷剤を必要としないので
使い勝手は遜色無い様に思います

冷却部分は余分な「霜」がつかない様に
傾斜して取り付けられ
この上に付属の「製氷皿」を載せると氷ができます

・・・とても小さいですがガーン

冷却能力は

「周囲環境温度から最大マイナス２４～２５℃」

屋内の冷蔵庫と違いこの様な表示なんでしょうね

気温が３０℃を超えると冷却能力が急激に低下するとの事

３５℃以上の酷暑日はどうなのか？

またiwatani製品時代から指摘される
「傾斜に弱い問題」

IGTの様な脚の長さが変えられる台は有効か？

キャンプ場で試してみたい事がいっぱいです

この夏キャンプ場で使ってみて
また使用感のレポを書いてみますニコニコ

おわり