はらぺこあおむしの日記

さてお父さんに質問です (o￣∀￣)ノ”

「テント」はどれでしょう？



前回までの記事は下記をご参照下さい

ここ数週間「妄想キャンプ」に励んできた
お父さんには簡単な質問だったと思います

ちなみに私がキャンプを始めた頃の答えは

「全部テント！」 でした




「A」は「タープ」
後述の「C」と区別するために「オープンタープ」とか「一枚布のタープ」とか呼んだりします


「B」が「テント」
写真のテントは「ドームテント」と呼ばれる型のものです


「C」は「スクリーンタープ」
メーカーにより「シェルター」や「スクリーンタープ」と呼ばれたりします



キャンプの入門書ではよく幕を「家」に例えます
「B」のテントは「寝室」です
「A」と「C」のタープやシェルターは
「リビング」や「ダイニング」にあたります


「寝室」で食事を取る人も居ませんし
「ダイニング」で寝る人も居ません
ただし「ソロ」＝「一人暮らし」は
寝室もダイニングも一緒ですね （笑）

「さて、お父さん」

今回はいよいよ買い物に行きますよ！(o￣∀￣)ノ”


前回の記事で「我が家に必要な物」がリストアップできたお父さん

もう一度「リスト」を見直しましょう

「キャンプを始めた頃に買った道具は使わなくなった」
との話をよく聞きます、かくいう私もその一人です
理由は・・・

① 子供の成長やキャンプスタイルが変わったので

② 実際にキャンプを始めると「不要」だったので

①の場合はある程度仕方の無い事だと思います

同じ子供でも「幼児」や「小学生」「中高生」となると
椅子や寝具一つとっても変わってゆきます
また「ファミキャン」から
「ご夫婦でのデュオ」や「ソロキャン」でも変わります



避けたいのは②の場合です

我が家の代表的な②は「キッチンスタンド」 (≧∇≦)ﾉ彡 バンバン!

たぶんよくご一緒するキャンプ仲間でも
私がキッチンスタンドを使っている光景は見た事無いと思います（笑）

もちろんご家族で判断はまちまちだと思いますが

我が家の場合
「暑い日差しの下で」「寒い外で」調理はしないと気づきました

そしてもう一度買い物リストを見直して頂きたい一番の理由は

「次のキャンプに楽しみを取っておくために・・・」

「新しいキャンプ道具」の「フィールドデビュー」は
そのキャンプの楽しみの一つです

実際にキャンプへ行ってみて
「次はこの道具があったら便利だなぁ」とか
「次はこれに挑戦してみたいなぁ」と考えながら
の購入や実践投入は本当にワクワクします

そんな楽しみを最初のキャンプで使い果たすなんて「モッタイナイ」と思います

もちろん「底なし沼」なんですが （笑）

「素材」や「構造」の進化により本当にいろんなテントが発売されています
ただファミリーで使い勝手のいいテントとなるとある程度形は絞られます

１本のポールで居住空間を作る「モノポール」型や
寝室とリビングが一体になった「ツールーム」型
同じ「ツールーム」でも構造の違いにより
「ロッジ」型や「トンネル」型などに別れたりします

もちろんどのテントにも「一長一短」があります

そしてファミリーテントの「王道」が

「ドーム」型です

メーカーや商品によって違いはありますが

実際に「寝室」となる「インナーテント」
風雨を避ける「フライテント」
それを自立させる「クロスポール」の構造は同じです

収納サイズが小さく、居住空間が広いのがファミリー向けと呼ばれる所以です

私の場合「テント」と言えば「黄色い三角テント」です （笑）

こちらに２つのテントがあります

Coleman「タフドーム」とsnow peak「アメニティドーム」です

どちらも超ロングセラーの人気テントです

基本スペックは次の通り

タフドーム（2725）
●耐水圧：約2,000mm（フロア：約2,000mm）　
●定員： 3～4人用　
●インナーサイズ：約270×250×170（h）cm　
●収納時サイズ：約ø22×75cm　
●重量：約8.5kg　

アメニティドーム（M）
●耐水圧：1800mm（ボトム1800mm）（ミニマム）
●対応人数:大人2名子供5名
●インナーサイズ：約270×250×150（h）cm　
●収納時サイズ：W74×D22×H25cm
●重量：約8.0㎏

選ぶポイントは家族で様々に変わってきます

たとえば高さ


高さがあるという事は・・・
「子供が中で立って着替える事ができます」「出入りがし易いです」

高さがあるという事は・・・
「風に弱くなります」

また素材の比較値で「耐水圧」があります
簡単にいえば「水圧にその素材がどれだけ耐えれるか」との数値です
Colemanの場合は「平均値」
snow peakの場合は「最低値」

この時期多くのお店でこのテントを設営展示しています
テントはキャンプ用品の中でも高額の部類に入ります

最後は実物を見て選ぶのが一番です

次に「リビング」です

① オープンタープにするのか ？
② スクリーンタープやシェルターにするのか ？
③ ２ルームにするのか ？

「いつ」「誰と」キャンプをするのかも重要なポイントとなります


オープンタープ

開放感があります
せっかくアウトドアに来たのだから開放感は重要です

夏場の風通しは最高です
遮るものが無いので当然

設営が簡単です
特に暑い夏場は設営だけで重労働です


寒い時期は使えません
風雨のときは雨が入ります
大きな虫も飛んできます



スクリーンタープ・シェルター

大きな虫が入ってきません
特に夜は大きな「蛾」や「虫」が明かり目掛けて飛んできます

冬でも使えます
冬場にキャンプをする場合は暖房器具を入れて使います

プライベート感が保たれます
全部閉めてしまえば外から見えません、中で着替えも出来ます


暑いです
夏場はメッシュにしても中は暑いです、風は思ったほど通りません

小さな虫は入ってきます

オープンタープに比べ設営が大変です



２ルーム

設営が１度で済むので楽です

冬場でも使えます

リビングと寝室の一体感があります


２個建てるのと比べて楽というだけで
大型の物も多いのでそれ自体は他の幕に比べて大変です

テントだけタープだけの使用が出来ません

もちろん夏場のリビング部分は暑いです

こちらも一長一短があります
「春」と「秋」の気候の良い時期だけキャンプをするのか？
「春」から「秋」にキャンプをするのか？
「通年」キャンプをするのか？

「お母さんは虫が嫌い」
「お父さんが暑がり」
「とりあえず今年は１，２回が目標」などご家庭で事情は様々でしょう

ちなみに我が家の場合は「暑がり」「虫OK」「冬もキャンプ」の理由で
「ドームテント」に夏は「オープンタープ」冬は「シェルター」の選択でした

他にも「ランタン」や「バーナー」、「テーブル」や「椅子」など
揃えたい物は沢山あると思います
「なぜこれを選んだのか？」
実物を見ながら丁寧にチョイスしてゆきましょう

そして是非ともその中に加えて頂きたいのが「ペグ」
テントやロープを止める「杭」の事です

購入したテントやタープにも付属品としてペグは付いています
「ピンペグ」とか「アルミペグ」とか呼ばれる物です

購入して頂きたいのは「鍛造ペグ」

snow peakの「ソリッドステーク」や
村の鍛冶屋の「エリッゼステーク」等がそれにあたります
付属のピンペグでは強い風が吹くと抜けます
打ち込む時に曲がります

テントやタープを含めて10～15本は欲しいところです

今日からキャンプ１週間前までに


お父さんへの「宿題」です (o￣∀￣)ノ”

購入した「テント」や「タープ」を休日に張ってみましょう

キャンプ場で説明書を片手に設営するのは時間がかかるばかりです
設営手順を覚える為にも公園や河川敷で設営の練習をしましょう
また稀に「部品が不足していたり」「破れたり切れたり」している商品もあります
キャンプ当日では対応出来ないので予め開封しましょう



火器も事前に使いこなしましょう

ガスランタンやバーナーなどの火器類は使い方を誤ると事故の元です
テント以上に使い方の熟知が必要です
キャンプ当日「暗くなってからも灯が付かないテントをよく見かけます

妄想キャンプの日々が実践へと変わります
届いた「寝袋」で寝てみたり
「キャンプテーブル」でご飯を食べてみたり

実際のキャンプ以上に楽しい時間が続きます


次はいよいよ出発１週間前です




つづく